MediaCoderとLilithを利用した倍速動画の作り方
MediaCoderとLilithを利用した倍速動画の作成方法です。(フリーソフトです)
キチンと計算することで任意の倍速にすることが出来ると思います。
## Mediacoder 0.7.2.4536とLilith0.9.9.1を利用
ここでは、DVD経由で取得した複数の動画を結合した後に12倍速にする場合を例に手順を紹介します。
動画結合
VOBファイルは、コマンドプロンプトのコピーコマンドで結合可能のようなので、下記のような感じでファイル単位での計都合を行います。ちなみに、この時点でのMinSaga-MIX.VOBは10Gちょっとのファイルサイズになっており、普通に再生した場合は5時間ちょっとの動画になっています。
音声抜き出し
一般に、動画はvideoとaudioのファイルが結合しているような感じになっています。そのため、今回はaudio部分を抜き出して12倍速の音声ファイルを作成。12倍速になるように仕込んだvideoと最終的に結合させる方法をとります。
一発で両方を倍速化する方法もあると思いますが、わからんです。
早速、mediacoderで音声だけ抜きます。
結合後のVOBファイルを登録し、VideoタブでEnable Videoのチェックをはずします。
AudioタブでVorbisを選択し、元ファイルから音質があまり下がらない程度の設定にします。
ちなみにここではogg形式にしていますが、Lilithで読み込める形式なら何でもかまいません。
今回は12倍速にするので、はっきり言って気にしても意味ないです。
ここで、変換後の音声ファイルの長さをチェックすると良いです。
※ソースもとの動画ファイルの再生時間が明確ではない場合にここで再生時間を把握します。
音声速度変換
Lilithを起動し、右クリックから「ファイルの変換」を選択
先ほど変換を終えたファイルをドラッグして登録します。
「設定」ボタンを押下し、Ogg Vorbis Fileが選択してあることを確認し、「DSP設定」を押下します。
※MediaCoderで読み込みできる形式なら何でも良いです。
Baseのプルダウンと、その下のスクロールバーを組み合わせて変換後の速度を決定します。
画像では1200%なので、12倍になります。
変換速度の設定を終えたら、「出力コントロール」ウインドウを×ボタンで閉じ、「出力設定」ウインドウで「OK」ボタンを押します。
「ファイルの変換」ウインドウに戻ってくるので「開始」ボタンを押下します。
「ファイルの変換」ウインドウの「参照」に設定したフォルダに変換後ファイルが出来ているはずなので、Lilithで再生してみて予定通りの再生速度になっているか念のため確認します。
動画速度変換
audio側の速度変換が終了したので、MediaCoderを利用してVideo側を速度変換しつつ、audioを混ぜます。
まず、audioタブの「External File」にチェックを入れ、速度変換をかけたaudioファイルを選択します。
次に、videoタブを開き、「Enable Video」のチェックをつけ、「Source」ボタンの横を「FFmpeg」にして「Source」ボタンを押します。
ここで、「Override frame rate」を、本来のソース動画の12倍にします。
ここでは、本来の動画が29.97(30000/1001)なので、その12倍の359.64036(12 * 30000/1001)にします。
## 数値を入力して、「Apply」ボタンを押下する
設定画面を閉じ、その他のビットレート設定などを好みに応じて変更します。
後はいつもどおりに変換をかければ、video側もaudio側も速度変換された動画が出来上がります。
長時間のものの場合は、「Time」タブで1分くらいの時間を切り出してエンコテストすると良いです。
(時間を切り出す場合、ソース元audioが44100Hz以外の場合はAudioタブで44100Hzを選択しないと音声途切れなどが起きます。)
